滅菌の基本はタンパク質の洗浄・除去ですが、これを人の手で行うと器具を洗う人の手で行うと、指を怪我をして感染するリスクがあります。そこで、当院では、医療器具の洗浄・消毒器(ウォッシャーディスインフェクター)を導入しています。
医療器具の洗浄用にプログラムされたバイオTDプログラムという洗浄工程で行います。唾液や血液などのタンパク質が固着しないように、最初に低温でタンパク質分解酵素入り洗浄剤も用いて予備洗浄を行います。最終すすぎの際に水温を93℃まで上昇させて5分間の消毒を行うので高レベルな熱湯消毒が可能です。
当院では、ミーレジェットウォッシャーをかけて洗浄・消毒が終了後、さらにクラスBオートクレーブにて滅菌しています。 |