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従来、歯科インプラントでは抜歯してから2〜6ヶ月の治癒期間を待って、
骨が再生してから、インプラントの手術を行っていました。
しかしながら、この方法では、
(1)抜歯後、骨が吸収してしまいインプラント手術が難しくなる。
(2)治療期間が長くなる。
などの問題点がありました。
これらの問題点を改善するために、歯を抜くと同時に、その穴にインプラントを植立する方法があります。
1978年にShulteが抜歯即時インプラント埋入を初めて報告して以来、多くの報告がなされてきました。
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抜歯
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インプラント埋入
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※ 抜歯即時インプラント埋入においては、インプラントと骨の隙間ができます。
この隙間が2mm以内ならば、この隙間には骨が再生すると言われています。
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2003年のITIコンセンサス会議において、抜歯即時インプラント埋入の統一見解が発表されています。 |
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| 利点 |
| ・外科手術の回数の減少 |
| ・治療期間の短縮 |
| ・既存の骨を最適な形で利用できる。 |
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| 欠点 |
| ・骨の形態によってインプラント埋入・固定が困難な場合がある。 |
| ・薄い組織では適切な結果が得られない。 |
| ・フラップ(歯肉)を適合させるのに不足する場合がある。 |
| ・追加の手術が必要な場合がある。 |
| ・テクニックセンシティブである。 |
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Hammerle CH, Chen ST, Wilson TG Jr. Consensus stattements and recommended clinical procedures regarding
the placement of implants in procedures regarding the placement of implants in extraction sockets.
Int J Oral Maxillofac Implants. 2004; 19 suppl:26-28.
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2003年8月にスイスで開催された第3回ITIコンセンサス会議で18個の論文を紹介しています。
それによると抜歯即時インプラント埋入の成功率は、89.3〜100%であったと報告されています。
経過観察期間は、1年から長いものでも7年と短期のものです。
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歯を失うと時間の経過とともに残っている骨は減少し、インプラント埋入が困難になることがあります。
その為、歯を失ったと同時にインプラントを埋入しようという考え方です。
しなしながら、最近の報告(Botteicelliら、2004年 )では、
抜歯即時インプラント埋入では、骨の吸収は抑制できない。
とも報告されており、慎重に適応症を選ばなくてはならないことを示唆しています。
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